Shopifyアプリの月額を削減する5つの方法(機能を残して固定費を見直す)

Shopifyアプリの月額を削減する5つの方法【固定費見直し】

Shopifyストアの運営費で意外と膨らむのが、アプリの月額の合計です。1本あたりは$5〜20でも、レビュー・フォーム・バナー・配送日指定……と足していくうちに、気づけば月1万円超え・年間10万円規模になっているストアは珍しくありません。

筆者はShopify Plusパートナー企業に所属する現役エンジニアとして、多くのストアの構築・改善に関わってきました。この記事では、機能を失わずにアプリ費用を削減するための5つの方法を、優先順位の高い順に解説します。

先に大事なことを言っておくと、すべてのアプリを外すべきではありません。削るべきものと残すべきものの見分け方も含めて整理します。

方法1: まず「棚卸し」— 使っていないアプリを見つける(5分)

いきなり代替を探す前に、現状把握です。

  1. 管理画面 → 設定 → アプリ を開く
  2. アプリごとに「最後に管理画面を開いたのはいつか」を思い出す
  3. 3ヶ月触っていないアプリを次の2つに分類する
    • A. 機能ごと不要になっている → 即アンインストール
    • B. 機能は使っているが、設定して以来触っていない → 方法3・4の置き換え候補

意外なほどAが見つかります。「試して合わなかったが消し忘れていた」アプリは、費用だけでなくサイトの表示速度も静かに削っています。

方法2: Shopify標準機能で置き換える(無料)

アプリで実現していた機能が、いつの間にかShopify標準に搭載されていた——これはよくあることです。解約の前に確認する価値があるもの:

  • メール配信: Shopify Email(月10,000通まで無料、自動化にも対応)
  • 自動化・タグ付け: Shopify Flow(無料)
  • 商品ページの追加項目: メタフィールド(定義から表示までノーコード可)
  • 絞り込み検索: Search & Discovery(無料の公式アプリ)

Shopifyは毎年機能を拡張しているので、「2年前にアプリで解決した課題」は標準機能を再確認するのが鉄則です。

方法3: テーマの標準セクションで置き換える(無料)

デザイン系のアプリは、テーマの標準機能と重複しがちです。たとえばDawn系テーマなら、折りたたみコンテンツ(FAQ)・スライドショー・お知らせバーなどは標準セクションで対応できます。テーマエディタの「セクションを追加」を一度眺めてみてください。

方法4: 表示系・単機能アプリは「テーマ直組み込み」に置き換える(買い切り)

ここが削減インパクトの本丸です。画面に何かを表示するだけの単機能アプリは、テーマに直接組み込んだコード(セクション)で置き換えられることが多く、置き換えれば月額がゼロになります。

置き換えやすい機能の例:

  • 送料無料バー(「あと◯円で送料無料」表示)
  • クーポンのバナー表示・ワンクリック適用
  • 配送希望日の選択(実装方法の解説記事
  • 領収書のセルフ発行・インボイス対応(実装方法の解説記事
  • 購入数量の制限・同時購入の制御
  • FAQ・アコーディオン、パンくずリスト、各種デザインパーツ

テーマ直組み込みには月額ゼロ以外のメリットもあります。解約やアプリのサービス終了で機能が消えるリスクがなく、外部スクリプトを読み込まないのでサイト表示速度に影響しないことです。

一方で、置き換えてはいけないアプリもあります。

テーマ直組み込み向き アプリのままにすべき
表示系・単機能(バー、バナー、FAQ、フォーム、パンくず) 在庫連携・POS連携・会計連携などの基幹系
一度設定したらほぼ触らない機能 外部サービスとのデータ同期が本質のもの
カート情報の表示・入力の受け取り チェックアウトの強制制御・ポイントなどサーバー側の仕組みが必要なもの

判断基準はシンプルで、「その機能はブラウザの画面内で完結するか?」です。完結するならテーマで作れる可能性が高い。外部システムとの通信やサーバー側の処理が本質なら、アプリが正解です。

方法5: 残すアプリの契約を見直す

最後に、残すと決めたアプリも:

  • 年払い割引の有無を確認(10〜20%引きになるものが多い)
  • 上位プランの機能を使っていないならダウングレード
  • 同カテゴリで複数入れているなら1本に集約

削減額の目安

方法4で表示系アプリを3〜4本置き換えた場合、月額$15〜40(約¥2,000〜6,000)、年間で約¥25,000〜70,000の削減になる計算です($1=150円換算)。浮いた固定費は広告費や商品開発に回せます。

テーマ直組み込みのセクションをまとめて導入するなら

Copilifyでは、方法4で挙げた機能を日本語設定・導入動画・サポート付きの買い切りセクションとして販売しています。ひとつずつ試すこともできますし(無料セクションもあります)、まとめて置き換えるなら全セクションが使えるオールアクセスパックが割安です。

  • 収録セクションはすべて使い放題。レビュー投稿で今後追加される新セクションも追加費用ゼロ
  • セクション追加に伴い段階的に値上げしているため、早く買うほど得な設計
  • 構築のお仕事をされている方は、クライアント様のストアにも利用OK

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よくある質問

Q. アプリを全部やめてコードに置き換えるべきですか?
いいえ。在庫連携・会計連携・レビュー収集のような、外部サービスやサーバー側の仕組みが本質のアプリはアプリのままが正解です。削減対象は「表示系・単機能」に絞ってください。

Q. コードの知識がなくてもテーマ直組み込みはできますか?
Copilifyのセクションはファイルをアップロードしてテーマエディタで設定するだけです(動画ガイド・無料サポート付き)。コードを書く必要はありません。

Q. アプリを消すとサイトは速くなりますか?
アプリによります。フロントに何かを表示するタイプのアプリは外部スクリプトを読み込んでいることが多く、削除で改善するケースは実際にあります。テーマコードに残骸(挿入されたコード片)が残る場合もあるので、削除後の確認はおすすめします。

まとめ

  1. 棚卸し: 3ヶ月触っていないアプリを洗い出す
  2. Shopify標準機能での置き換えを確認する
  3. テーマ標準セクションでの置き換えを確認する
  4. 表示系・単機能はテーマ直組み込み(買い切り)に置き換える — 削減の本丸
  5. 残すアプリは年払い・プラン見直し

「画面内で完結する機能」から順に置き換えるのが、機能を失わずに固定費を下げる最短ルートです。配送日指定領収書発行など個別機能の実装解説も公開しているので、あわせてご覧ください。

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